障がい者枠で転職するメリット・デメリットを特例子会社人事が解説

障がい者枠 転職障がい者の就職・転職

特例子会社で人事をしていた経験がある高橋です!

今回は「障がい者枠で転職するメリット・デメリット」について解説していきます。

特例子会社とは・・・障がい者の法定雇用率(現在の障がい者 法定雇用率は2.3%。出典:厚生労働省)を達成するために設立された子会社のこと。社員の多くが障がい者であり、障がい者が働く上でのサポートが充実している。

【結論】障がい者枠で転職するメリット・デメリット

障がいをお持ちの方
障がいをお持ちの方

障がいを持っているのですが、障がい者枠で転職をすることにはデメリットがありそうで、悩んでいます・・・。人事の人に、本音で「障がい者枠で転職するメリット・デメリット」、特にデメリットを教えてもらいたいです。

特例子会社人事 高橋
特例子会社人事 高橋

今回は、本音で行きますよ。

障がい者枠で転職するメリットは、以下の通りです。

  1. ほぼ確実に職を見つけることが出来る(採用されやすい)
  2. 本来の学歴・経歴よりも上位の会社に転職することが出来る
  3. 入社した後もサポートを受けられやすい

障がい者枠で転職するデメリットは、以下の通りです。

  1. 学歴・経歴などが違うことが多く、肩身が狭い思いをすることもある
  2. 人事などの一部の職種に配属されがちである

障がい者枠で転職する際に利用するサービス(転職エージェント)で最もおすすめなのは、老舗のエージェント・サーナです。障がい者の転職支援において、30年の実績があります。

公式サイト 障がい者転職エージェント【Agent-Sana】

障がい者枠で転職するメリット

障がい者枠で転職するメリットは、以下の通りです。

  1. ほぼ確実に職を見つけることが出来る(採用されやすい)
  2. 本来の学歴・経歴よりも上位の会社に転職することが出来る
  3. 入社した後もサポートを受けられやすい
特例子会社人事 高橋
特例子会社人事 高橋

それぞれ、解説していきます。

ほぼ確実に職を見つけることが出来る(採用されやすい)

現在、人手不足の世の中ですが、障がい者採用も人手不足。どんどん上がっていく障がい者の法定雇用率を満たすため、企業が争って障がい者枠での採用をしている状況です。

ですから、すごくはっきり言うと、障がい者の方であれば、ほぼ確実に職を見つけることができるのです。これは健常者では望めないことも多い、はっきりとしたメリットと言えます。

本来の学歴・経歴よりも上位の会社に転職・就職することが出来る

障がい者の方の場合、本来の学歴・経歴よりも上位の会社に転職することができます。

人事として見てきた事実を、本音で述べますね。本来であれば早慶レベル以上の学歴でしか入れない会社でも、障がい者の方であれば地方の国公立や、中堅私立出身でも入社できるということは多いです。これは転職でも就職でも同じで、間違いなく有利です。

入社した後もサポートを受けられやすい

言うまでもないかもしれませんが、障がい者枠で入社した場合、会社や人事も、障がい者の方であることや、どういった障がいなのかということが明確に分かっています。必要なサポートについてもコミュニケーションしているでしょうから、間違いなく転職した後もサポートを受けられやすい環境であると言えます。

障がい者枠で転職するデメリット

障がい者枠で転職するデメリットは、以下の通りです。

  1. 周囲と学歴・経歴などが違うことが多く、肩身が狭い思いをすることもある
  2. 人事などの一部の職種に配属されがちである
特例子会社人事 高橋
特例子会社人事 高橋

こちらは、他の転職情報サイトではあまり触れられない「本音のデメリット」です。それぞれ、解説していきます。

周囲と学歴・経歴などが違うことが多く、肩身が狭い思いをすることもある

障がい者枠で転職するメリットのところで「本来の学歴・経歴よりも上位の会社に転職することが出来る」と書きました。

特例子会社人事 高橋
特例子会社人事 高橋

実は、このことには、良い面も悪い面もあるのです。

正直に言えば、例えば早慶レベル以上しか入れない会社で、MARCHにも満たない大学の出身者がいた場合、悪目立ちすることもあります。そういったことが起こる可能性としては、①コネ採用、②障がい者採用、の2つくらいしかありえないからです。

分かりやすく学歴で説明しましたが、これは何でも同じです。「障がい者採用により、本来の経歴より上のレベルの会社に入った」場合、周囲の優秀さにまったくついていけず、結局辞めることになるという事態が頻発します。

特例子会社人事 高橋
特例子会社人事 高橋

辞めるまで行かずとも、自分の実力を思い知らされることが多いため、周囲に悪気がないのに、障がい者の方が肩身が狭い思いをする例を複数見てきました。

障がいをお持ちの方
障がいをお持ちの方

これは想像がつくだけに、辛いですね。

人事などの一部の職種に配属されがちである

障がい者の方が肩身が狭い思いをしないための措置、とも言えるのですが、障がい者枠で転職する場合、職種が限られがちです。具体的には、人事や広報などに配属されがちです。

なりたい職種がある場合には、オープンポジション(会社側が配属を決定するタイプの求人)は避け、明確に職種を約束してくれる会社に転職するのが良いでしょう。

障がい者枠での転職まとめ

障がい者枠での転職には、メリットもあればデメリットもあります。不安であれば、デメリットに対する不安をコミュニケーションし、共有しておけるようなエージェントを使うことがおすすめです。

特例子会社の元・人事として、最もおすすめなのは30年以上にわたり障がい者の転職をサポートし続けている、エージェント・サーナ(ウェブサーナ)です。

公式サイト 障がい者転職エージェント【Agent-Sana】

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