精神障がい者の就職は隠すか障がい者専門のエージェントを使うべき

精神障がい者 就職障がい者の就職・転職

特例子会社で人事をしていた経験がある高橋です!

今回は「精神障がい者の就職」について解説していきます。

特例子会社とは・・・障がい者の法定雇用率(現在の障がい者 法定雇用率は2.3%。出典:厚生労働省)を達成するために設立された子会社のこと。社員の多くが障がい者であり、障がい者が働く上でのサポートが充実している。

【結論】精神障がい者の就職は隠すか障がい者専門のエージェントを使うべき

障がいをお持ちの方
障がいをお持ちの方

精神障害って、身体障害や知能障害に比べて、差別されやすいですよね。精神障害者でも働いて生きていかなければならないんですが、どうしたらいいですか?

特例子会社人事 高橋
特例子会社人事 高橋

結論から言えば、「隠す」か「障がい者専門の転職エージェントを使う」のどちらかがおすすめです。

精神障がいは、まだまだ差別の多い領域です。私自身、特例子会社時代に、精神障害に対する差別の大きさを目の当たりにしたことがあります。

精神障がいの中でも、かなり重度の障がいを抱えている方はそもそも働くのが難しいケースもあります。よって、多くの「働きたい精神障がいの方」は、中程度までの方だと思います。

元・特例子会社人事としてのおすすめは以下の通りです。

  • 周りに分からない程度の精神障がいであれば、申告せずに一般的な会社(一般の方向けの求人)を受ける
  • 周りに分かるレベルの精神障がいである、または障がい者向けの求人のメリットを受けたいのであれば、障がい者専門の転職エージェントを使う(ハローワークの活用もあり)
特例子会社人事 高橋
特例子会社人事 高橋

上記のように書いた理由については、この記事のなかで述べていきます。

なお、障がい者の向けの求人を探すのであれば、障がい者の方専門で30年の実績のあるエージェント・サーナがおすすめです。

公式サイト 障がい者転職エージェント【Agent-Sana】

精神障がいは外から分からないケースもある。隠すのも手

精神障がいは、身体障がいや知的障がいに比べ、分かりづらいケースも多いです。

その一方で、精神障がいは他と比べて「何をしでかすか分からない」という誤解を受けているケースもかなり良く見られます。

 

この二つを考え合わせると、精神障がいをそもそも申告しない、という方法もあります。

障がいをお持ちの方
障がいをお持ちの方

障がい者なのに申告しなくてもいいんですか?

特例子会社人事 高橋
特例子会社人事 高橋

法的に、申告の義務はありません。精神障がいの方は真面目な方が多いので「絶対、正直に申告しなければ!」と思ってしまう人もいるのですが、現実をみるとそれが最善の対応だとは限りません。

まず、一般採用を目指す方が危惧されるのが「障害者手帳を持っていることや、前職が障害者採用だったことを、会社に申告する義務はあるのか?」ということではないでしょうか。

結論からいうと、そのような義務はありません。ハローワークなどを管下におく厚生労働省の障害者雇用対策課によれば「就職や転職の際に、障がいがあることを隠してはいけない」という法律はないそうです。もし、障がいのことをオープンにしたくない気持ちがあれば、プライバシーに関わることすべてを勤務先に伝えることはないのです。

出典:Media116「障がいは会社に申告しないといけないの?」

精神障がいであることが分かりにくく、かつ、仕事にもあまり影響しない(あまり迷惑をかけない)状態なのであれば、申告せずに一般的な求人を受ける、というのも手です。

精神障がい者であることを申告した方がいい2つのケース

特に精神障がい者の方の場合、障害者手帳をもっていることを申告せずに就職(転職)するのも手だと言いました。

しかしながら、場合によっては障がい者であることを申告した方がよいこともあります。それは、以下の2つの場合です。

  1. 精神障がいの程度から、障がい者であることが(入社後に)バレそうなとき
  2. 障がい者向けの求人を受けたいとき

それぞれ、簡単に解説します。

精神障がいの程度から、障がい者であることが(入社後に)バレそうなとき

まず、当然と言えば当然ですが、障がいの程度から、明らかに入社後にバレそうなときには申告しておいた方がいいでしょう。

特例子会社人事 高橋
特例子会社人事 高橋

面接だけはごまかせる可能性もありますが、自分としても「いつバレるか分からない」という不安があるのは精神衛生上、あまり良くありません。

障がい者向けの求人を受けたいとき

仮に精神障がいがバレないという自信がある場合であっても、精神障がいを申告した方がよいことがあります。

例えば、障がい者向けの求人を受けたいときには、精神障がいがあることを申告した方がよいでしょう。

特例子会社人事 高橋
特例子会社人事 高橋

障がい者の方向けの求人は、障がいがない人は受けられない(応募できない)ケースがほとんどです。

精神障がいがあることを申告する場合のおすすめ就職・転職エージェント

精神障がいがあることを公表して仕事を探す場合、探すべき場所は2つだけです。

それは、①障がい者専門の就職・転職エージェントか、②ハローワークです。

特例子会社人事 高橋
特例子会社人事 高橋

この2つであれば、サポートを受けながら障がい者向けの求人を探すことが出来るからです。

障がい者向けの求人を受けるメリットは大きく、それは以下の通りです。より詳しく知りたい方は、「障がい者のための求人の探し方とメリット」を参照してください。

  1. 担当者が障がい者の就職・転職事情を良く知っている
  2. 障がい者が合格になりやすい(採用されやすい)
  3. 入社した後もサポートを受けられやすい
特例子会社人事 高橋
特例子会社人事 高橋

特に、軽度の精神障がい者の方であれば、2番目の「障がい者が合格になりやすい(採用されやすい)」というメリットを大きく受けることが出来ます。

障がい者向けの就職・転職エージェントはいろいろとありますが、人事としておすすめ出来るのは「エージェント・サーナ」というエージェントです。ここは老舗で、障がい者の就職・転職サポートで30年以上の実績があるからです。

まとめ

精神障がいがある場合、必ずしもそれを申告する必要はありません。

ただし申告する場合には、一般的な就職サイトやエージェントではなく、障がい者の方専門のエージェント・サーナを使うのがおすすめです。

公式サイト 障がい者転職エージェント【Agent-Sana】

コメント

タイトルとURLをコピーしました